中小企業診断士とFPの資格をミックスさせたときのメリット

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Q.中小企業診断士になってからFPを目指して受かったら、どんなキャリアになるでしょうか?

 

A.似ているようで大きく異なるのが、中小企業診断士とFPです。同時に使う機会はなかなか少ないかもしれませんが、アイデアしだいでいくらでも役立たせる機会はつくれそうですね。

FP(ファイナンシャル・プランナー)は主に、顧客ひとりひとりの個人的な財政について情報収集を重ねて、資産・財産に対する運用方法を指導・提案します。企業へのアドバイザーという立場をつとめる中小企業診断士とは対照的ですね。

<中小企業診断士とFPで、ダブルライセンスをするとしたら?>
独立・開業して働く場合、クライアントに対して二重の視点からコンサルティングを実現できる可能性が浮上するでしょう。特によいのは、中小企業や自営業者のほか、個人事業主を相手にする場合……その二重の視点を発揮しやすくなりますから。たとえば、事業面での方向性へのアプローチ・アドバイスをするかたわら、経営者個人の資産運用に助言をするような使い方が成り立ちます。また中小企業の場合なら、従業員のために資産運用を行う機会だってひょっとしたら訪れるかもしれません(これは簡単ではありませんが……ただ中小企業の場合、つきあいで従業員に同じ保険を加入させているところがよくあります。そのような保険の見直しは、FPの専門分野ですから、そこに仕事の機会を見出すことは可能ですね)。
また、中小企業診断士+FPの知識があると「事業承継」の際に一気に有利になります。承継の際に欠かせない法務関係の知識は中小企業診断士なら持っているものですが、FPの視点があるなら経営者サイドの財産への適切な助言が可能となります。

<中小企業診断士とFPのダブルライセンス、何か知っておいたほうがよいことは?>
FP資格は複雑に分かれているため、どの種類をどのように受けていくのか先に計画を立てることがおすすめです。とはいえFPの難易度は、最初のうちは中小企業診断士と比べて桁違いに低くて楽です。「FP2級」と「AFP」までであれば、数ヶ月の勉強で取ることは全く困難ではありません。中小企業診断士に合格した学力があるなら、ハードルはとても低くなるでしょう。
ただし「FP1級」と「CFP」については実務経験を数年積まないと受けられません。そこまで取りたいなら、金融や保険といった業界でキャリアを積む必要がありますから慎重に計画しないといけません。

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